コルトバージョンRが行く ~新潟・津南町編~
smile roadオリジナル
夜中の関越を走る。
谷川岳を越えると景色が変わった。
雪の降っている地域へ行くことはリスクがある。
それでもそこへ行かなければ見ることのできない景色もある。
夜が明け高速を降りると最初に待っていたのは、路面が雪で見えない十二峠。
ここを越えなければ栄や津南へ入ることができない。
雪上の運転感覚をつかむ。
青空が出れば少し印象は変わるのだろうけど、
今は家も木々も道もひっそりとしている。
津南町の竜ヶ窪は雪の下に眠り、竜神の館も定休日。
なんて日だ。。。
栄村の集落が見渡せる高台でしばらく景色を眺める。
羽毛のような雪が空からゆっくりゆっくりとたくさん舞い降りてくる。
まるで時間の進みが遅くなったような不思議な感覚。
あまりに綺麗なので見とれていると、段々吹雪いてきた・・・
とにかくふわふわだった。
十日町の美人林を目指したが津南町を北上する国道353号線、さらに奥の県道350号線は轍以外の場所を走ると新雪がバンパーにあたりフロントガラスへ流れあがってくる。
目前の坂でコルトはついに上れなくなりここが折り返し地点となった。
とにかくさらさらだった。
帰路何回も車を停め写真を撮ったが、撮りなれていない雪は難しく枚数の割にいい写真はなかった。
白と黒。
そこで際立つのは造形になる。
自分にはまだつかめていないのだろう。
こういうキラキラしたのは何とかなるのだが。。
三国峠を越えて群馬県へ戻ってきた。
みるみる雪の量は減り、空も抜けて綺麗に焼けている。
なかなか予定通りにいかない楽しい日だった。
新潟でほしい日本酒も買うことができたし(^^)
さて、帰りますか。
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